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【水没も】Catalystとビニールの防水ケースを繰り返し使って分かった注意事項

最近、海へプールへと行く機会が多いので
iPhone用の防水ケースを2種類購入した。

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1つは500円位のビニール製の防水ケース(防水ポーチ)
もう一つは1万円位するCatalystという防水ケース

この2つを両方何度も使ってみたので、
それぞれの長所、短所、水没経験などを書いていく。

Catalystの防水ケースは、iPhoneの防水ケースの中では
最強と謳われている防水ケースで有名だ。

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水深5mまで大丈夫という仕様とiPhoneにピッタリな所は素晴らしい。


カメラでの写真撮影について

さて、海で写真を撮る時なのだが、
やはり500円のビニール防水ケースだと、微妙にくすんだ感じになったりする。
ただ思ったより綺麗に撮れる。正直ほとんど気にならないレベル。
もちろんタッチスクリーンはちゃんと反応する(タッチIDは反応しない)。

側面のボタンが押しづらいという難点がある分、水中での撮影はやりずらい。

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(水中ではタッチスクリーンが反応しないため、音量ボタンでシャッターを切る必要がある)

ビデオ撮影なら、先に録画開始ボタンを押せば、水中撮影も可能だろう。


じゃあCatalystはどうかというと、
確かに綺麗に撮れるのだが、難点もある。


それはカバーの内側が曇ったりする事があるからだ。

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特に私の場合、海にドバっと入った直後は
カメラ部の内側が曇ってしまった。

きっと温度差で空気中の水分が水蒸気化してしまうのだろう。

だからと言って、そこでカバーを開けてタオルでフキフキするのは
ちょっと浜辺では砂の混入などの可能性もあり危険。最悪浸水する。

ただ5分位経つと自然とその曇りは晴れて、綺麗な写真が撮れるようになる。

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このように水に一度浸かった後曇る時がある。
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ただ数分後に曇りは自然に消えて、綺麗に取れるようになる。


水中写真もバッチリで、音量ボタンでシャッターを切って、どんどん綺麗な写真が撮れる。

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ただ、タッチスクリーンは水中では動かないので、
間違えてホームボタンや電源ボタンを押してしまうと
一回水の外に出ないと、操作不能になるので注意。


浸水、水没について


シーウォーカーで水深5mほど潜った事があるのだが、
この時、500円の防水ケースには、お金やカードなどを入れていた。
iPhoneはCatalystを装着。

で、どちらも浸水はなかった。

案外安いビニール製のでも大丈夫なんだなと。
単純に水中に持ち歩くのであれば、ビニール製の方が厚みが薄い分良いかも。

ビニール 防水ケースの難点は水中から上がった後に開ける時に
水が微妙に入り口から侵入する事。

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使用中は中には水は入ってこないが、
周りをタオルで拭いても入り口の折りたたみ部分などに
水が溜まっているようで、毎回開ける時に少量の水が内側に入る。

まあこの程度の水ではiPhoneは壊れないだろうが、
開ける時は注意が必要。

開ける時はタオルの上で横にして拭きながら開ければ
浸水は防げるだろう。

かたやCatalyst, 軽く周りをタオルで拭けば
開ける時もまったく水が出てこない。

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中のiPhoneにはまったく水滴がかからず取り出せるのは
素晴らしいと思った。

ただ私の場合、1度Catalystに海水が浸水して
iPhoneが壊れてしまった事がある。


詳しくは下記の記事で書いてます。
iPhoneが海で水没してから交換に至るまでの顛末。写真は?

これは、前日にビーチでCatalystを使って、
その後開けて、ちゃんとケースの掃除もせずに
また次の日使用した時だ。

どうやらフタがちゃんと閉まってなかったらしく、
見事に海水に浸かってiPhoneをお陀仏させてしまった。

この後、ケースをよく水で洗って砂などを落として、
もう一度使ってみると、問題なく防水していた。

今もプールで毎回このケースを使っているが
浸水していない。

なので、特にビーチで使った後はケースをよく水洗いして
砂やホコリを取り除く必要がある。

また、四方ちゃんと隙間なく閉まってるかや、下部のフタも
ちゃんと閉めてないともちろん浸水するのでそれも忘れずに。

これはビニールの防水ケースも一緒で、
ジップロック部分に砂などが混入していると
ちゃんと閉まらず浸水なんて事もある。

ちなみに海水水没は本当にヤバイです。
iPhoneが海で水没してから交換に至るまでの顛末。写真は?


持ち運びの便利さ

携帯性については、Catalystもビニール防水ケースもどちらも良い点がある。

例えば、Catalystなら画面も見やすいし、操作も雲泥の差で使いやすい。
ただやっぱりちょっと分厚いとも感じるのが難点。

ビニール防水ケースの方が薄いので、ポケットに入れた時も違和感が少ないし、
一緒にお札やカードなんかも入れられるので重宝する。

私の場合は、ビニール防水ケースにいつもお金やカギ、カードなどを入れている。
折りたためるのも便利な所。

海パンのポケットに入れてもどちらも邪魔にならない。
もちろんポケットにジッパーかマジックテープのフタなどがないと
泳いでる間に落としてしまう可能性があるので注意だが。

どちらもストラップが付けられるので
首にかけとくのも良いだろう。

ロッカーなどが無い海や、ロッカー代を節約したい人は
盗まれても痛くないようなものはビーチに放置して
貴重品だけ防水ケース(防水ポーチ)に入れておけばバッチリ。

自分はよくそうしてる。


耐久性

今のところ、すでに10回以上Catalystもビニールの防水ケースも使っている。
Catalystは問題なし。

ビニール製の方は開ける時に勢いよく開けるとちょっと入り口の端っこが裂ける。
今のところ問題ないが、やはり所詮500円程度のビニール製なので、
そのうち破けるだろうし、ジップロック部分も徐々に弱まっていくだろう。

時々ビニール製の方は中身(お札やカード)が濡れている。
これは開封時に飛び散った水がほとんどなのだが、
時々しっかり濡れている事がある。
多分微妙に緩やかに浸水してるんだと思う(汗)。

実際に中にティッシュを入れて水に漬けてテストしてみると
どこかに穴が開いてるようで僅かながらティッシュが濡れていた。

つまり長持ちはしないという事だ。

ビニール製の奴はメーカーにもよるが、やはり何度も使うもんじゃないと思った。
もしくは大事なものはジップロックに入れて、
さらに防水ケースに入れるという2重対策しとくと良いかもしれない。

数回使ったビニール防水ケースはやはりiPhoneを入れるには不安がある。
プールや海に行く前に洗面台でテストすれば良いが、
長時間水に浸かってると徐々に浸水する心配がある。

Catalystの方は、多少擦り傷なども付いてきたが、本当に頑丈で
繰り返し使っても安心な感じがある。

ただ、ちょっと気になったのは、
自分の場合、iPhoneの画面に保護フィルムを貼ったままCatalystのケースに入れてるんだが、
ギリギリ閉まるっちゃ閉まるんだが、
ケースの前面部分にちょっとした歪みのような跡(キズ)が付いた。

無理に押されてしまった跡なわけだが、
今の所浸水するほどのダメージではないみたいなので気にせず使っている。

ただ保護フィルムの厚みによっては、ケースが破損するか、
ちゃんと閉まらないで浸水なんて事もあり得る。

自分はZaggのHDXというフィルムを貼ってるが、
厚みが公式に発表されてないので、どれくらいの厚みならちゃんと閉まるかはなんともいえない。


ケースやフィルムを付けたまま装着可能か?

Catalystの場合、今説明したように
画面の保護フィルムなら付けたままでも厚みにもよるが一応閉まるし使える。
ただケースの前面が歪んだり、キズが付いたりする。それだけギリギリで作られてるって事だろう。
タッチスクリーンの操作性自体は問題なし。

多少モアレのようなのが出たりもするが、これも画面が付いてる時は気にならない。

一般の保護ケースなどは外さないとCatalystの装着はもちろん無理。
TPU素材のケースなどなら付け替え簡単で問題ないが、そうでないと付け替え面倒。

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基本的には裸のiPhoneにピッタリサイズで作られている。

もちろん普段からCatalystを着用という選択も出来るが、
自分は分厚くなるのがイヤなので、Catalystは水場でしか使わない。

ちなみにもう一つのビニール製防水ケースの方も
薄い保護ケースなら付けたままでも入るが、
分厚いのは外さないと無理という感じだった。


ボタンやタッチIDなどの操作性

Catalystのボタンだが、ちょっと固め。音量ボタンと電源ボタンは
ちょっと力入れないと押せない。

でも水中で誤って電源ボタン押してしまうと面倒なので(タッチスクリーンが反応しないため)
そういう意味ではむしろ良いと自分は感じている。

ちなみにTouch IDだが、陸上ならまったく問題なく反応してくれる。
しかし、水中から出た直後だと、反応はかなり悪い。

濡れた指だともともと反応悪いので仕方ない。
また画面に水滴が沢山付いてると、タッチスクリーン自体も反応が鈍くなるので
暗証番号の入力時も一苦労する。(画面スライドの反応が特に悪くなる)

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こういう状態だと、タッチIDもスクリーンも反応はかなり悪くなる。

まあこれはiPhoneがもともとそういう仕様なので仕方ないと言った所。

ちなみにビニール製防水ケースの方はタッチIDは反応しない。


取り外し安さ

Catalystは取り外しはコインがあれば、簡単。
1円玉などでグイっとやれば簡単に開く。

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手でも爪や指先を突っ込めば開けられるが、かなり力が必要。
下手すると爪が割れかねない。

この裏蓋の取り付け、取り外しが簡単なのもCatalystの良い点。

付ける時は、パチパチパチっと四方を押し込んでいくだけだし、
外す時も、カパっと引っ張るだけ。

但し、ビーチで使った場合は砂が混入するので、
取り外したら必ず洗う必要がある。洗わないと次回浸水する。

洗った跡はタオルやハンカチなどで拭けばOK。
但し、ホコリなどが出やすい布だと洗った意味がなくなるので注意。


ビニール防水ケースの方はもちろん素手で簡単に開けられるが
先ほども書いた通り、水が飛び散って中に入るで注意。


防水ケースのまとめ

Catalystは使い方さえ間違えなければ本当に完璧なのだが、
ちょっとした油断で水没は起こってしまう。

なので、私の場合は、最近は必ず海やプールに行く前にテストしている。

1.iPhoneの電源を落とす

2.Catalystのケースを装着、隙間などないかチェック。


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画像のように一部ちゃんと閉まってなかったりするともちろん浸水するので入念にチェック。

3.洗面台で水にしばらく漬けておく。

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4.タオルで周りを拭き、内部に浸水してないか目視でチェック。

5.問題なければ、そのまま電源を入れて、海やプールへ。


という具合だ。
これでもし洗面台でのテストで浸水が確認されても
すぐに取り外して乾かして、米びつなどに入れておけば復活する可能性は高い。
電源も落としている状態なので、ショートしてしまう可能性も低い。

これが、電源つけっぱなしで海で浸水なんて事になると
お陀仏してしまう可能性はかなり高い。

なので、私の場合はこのテストを必ずしてから、海やプールに持ってくようにしている。
もちろん現地でケースを開けるなんてのは絶対にやらない。


滅多に海水浴やプールに行かないという人で
1回使ったら捨ててしまうという人なら
500円位のビニール防水ケースでも十分だと思う。

特にお金やカード、カギなどを入れるには重宝するので
持ってて損はない。

しかし、水中に長時間とどまる人や、水中撮影を楽しみたい人、
しょっちゅう水場に行く人なら、やはりCatalystは素晴らしいお供になるといえる。
値段は少々張るが、買う価値はアリ。

そんなわけで、どんな防水ケースでも正しく使わないと浸水するので
使う時は慎重に。




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2020.11.19 18:39 # [EDIT]

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